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何らかの支え [読書]

鴻上尚史の「『空気』と『世間』」を読みました。「空気」とは、「世間」が流動化したもの、と位置付け、その正体を探っていきます。「空気」自体がないのに空気を読もうとして苦労しなくても実は良かったり、「水を差す」ことによって「空気」を消すことができたり、いろいろ「空気」の重圧から逃れる道はありそうですね。後半は、先日読んだ冷泉彰彦の本に書いてあった「ですます調」に徹する話も出てきました。宗教や世間や空気など何らかの支えが必要だという話と、ネット上での攻撃的なやりとりとの関係など、興味深く読みました。


「空気」と「世間」 (講談社現代新書)

「空気」と「世間」 (講談社現代新書)

  • 作者: 鴻上尚史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: 新書

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目的達成に集中 [読書]

冷泉彰彦の「『上から目線』の時代」を読みました。高圧的で上から目線の人が最近多くなった・・・という訳ではないのに、なぜ上から目線を感じてしまうのか。そもそも日本語の構造から自然と上下関係が発生し、見下されたと感じてしまうとそれが「上から目線」の正体ということなんですね。昔は、日常会話にはいろいろな「テンプレート」があり、それで円滑に会話が成り立っていたものが、最近は価値観や環境の多様化でそういうテンプレートが通用しなくなってしまったために、コミュニケーションそのものが難しくなったということもあるようです。なるほど、そうだなという気がしました。相手と自分の上下関係などのポジションが確定してからでないと何となく話しづらいというのは確かに(英語などと比べると)日本語の特徴なのかも知れません。実はこういうポジションどりが出来ないから英会話で話し出しにくいんじゃないかと(単なる言い訳かもしれませんが・・・)思ったくらいです。「ですます調」に徹する、無用な衝突を避け少し下手にでることで結論を導くという目的達成に集中する、という著者の主張は確かにそうだなと思いました。実践していきたいと思います。


「上から目線」の時代 (講談社現代新書)

「上から目線」の時代 (講談社現代新書)

  • 作者: 冷泉 彰彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/18
  • メディア: 新書

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かっこいい [映画]

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(原題:CATCH ME IF YOU CAN)」を観ました。タイトルを聞いたことがある・・・くらいにしか知らず観始め、タイトルから勝手に思っていたような内容ではありませんでしたが、感動したというか、考えさせられたというか。息子のことを思う父親、父親のことを思う息子、別れた妻と暮らす娘を思う父親、そして詐欺師とそれを追うFBI捜査官との友情。未曾有の詐欺事件なのかも知れませんが、それを起こしたのが16歳で家出した少年となると、複雑ですね。だからこそ、こうやって映画にまでなっているということなんだと思いますが。FBI捜査官のこの渋みというか重みというかかっこいいですね。


キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

  • 出版社/メーカー: Paramount
  • メディア: DVD

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一度は読みたい名著 [読書]

Carl Sagan(訳:木村繁)の「COSMOS」を読みました。先日読んだ本の中にCOSMOSの話が出てきたので、早速。きちんと読んだのは多分初めて。宇宙の成り立ちのこと、生命の進化のこと、科学技術の進歩のこと、そして地球の平和のこと、やはり一度は読みたい名著という感じでした。TVで放映されたCOSMOSもちょっと観た記憶がかすかにありますが、DVD版があるようなのでそれも観てみたくなってきてしまいました。ただ、はまってしまいそうな怖さもあるので、そのうち、機会があれば・・・。後半の、地球外の生命の探索については、正に「コンタクト」の世界ですね。出版から40年近く経っているので、技術的、社会的な内容をアップデートしたバージョンがあるといいなぁ、とちょっと思いました。とりあえず、他の著作も読んでみたいと思います。

COSMOS 上 (朝日選書)

COSMOS 上 (朝日選書)

  • 作者: カール・セーガン
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/06/11
  • メディア: 単行本
COSMOS 下 (朝日選書)

COSMOS 下 (朝日選書)

  • 作者: カール・セーガン
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/06/11
  • メディア: 単行本

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共感できる部分を [読書]

平田オリザの「わかりあえないことから - コミュニケーション能力とは何か」を読みました。コミュニケーションとは何かが分からないまま、「コミュニケーション能力」だけが求められているダブルバインドの状況というのは確かにそうだなと思いました。ではどうしたらよいかというところまで話は展開されていて、「はなせばわかる」でもなく「みんなちがってみんないい」でもなく、わかり合えないことを前提にしながら共有できる部分を広げていくという考えに共感です。本書とは直接関係ないかも知れませんが、病から癒えるのではなく、病みつつ生きるという言葉を思い出しました。


わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)

わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)

  • 作者: 平田 オリザ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/10/18
  • メディア: 新書

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それはそれとしてよい [読書]

原田陽平の「さとり世代 -盗んだバイクで走り出さない若者たち」を読みました。「さとり世代」というのはいわゆる「ゆとり世代」の特徴を言い表す言葉という位置づけですね。何事もコスパ重視で、面倒くさくないかどうかが選択の根拠になる、そしてSNSで広く薄く長期間にわたっていろいろな人とつながっているが故に自重したり逆にSNSでの受けを狙った行動も積極的にする、などなど。バブル世代の若者と対比して、「信じられない」というスタンスで語られていますが、まぁ、確かにマーケティングの視点から考えるにはそういう視点で考えないといけないんでしょうかね。自分自身は、さとり世代の特徴はそれはそれとしてよいし、バブル世代の若者の消費や行動が良いというわけでもないと思いますし。


さとり世代    盗んだバイクで走り出さない若者たち (角川oneテーマ21)

さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち (角川oneテーマ21)

  • 作者: 原田 曜平
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2013/10/10
  • メディア: 新書

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改めて考えさせられる [読書]

中屋敷均の「生命のからくり」を読みました。DNAの基本的な構造、それから、正確に複製を作る性質とある程度の誤りが起こるようにする性質を併せ持つことの不思議を通して、生命とは何か?を改めて考える/考えさせられる内容で、興味深く読みました。カール・セーガンの「遺伝情報」と「脳情報」の考え方が出てきますが、人間の存在は、これらにさらに「意識」が加わってもっと複雑なんだなぁという気がしました。やはり自分自身の存在とか意識って何なんだろうとさらに謎が深まった感じがします。細胞がミトコンドリアを取り込んだように、生物としての身体が意識を取り込んだというストーリーもあったりするんでしょうかね・・・。まぁ、そうだとしても、それでは意識はどこから来たのかということになってしまうので、ぜんぜん謎は解決しないわけですが。


生命のからくり (講談社現代新書)

生命のからくり (講談社現代新書)

  • 作者: 中屋敷 均
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/06/18
  • メディア: 新書

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いろいろ余計なことを考えてしまう [映画]

「トゥルーマン・ショー(原題:THE TRUMAN SHOW)」を観ました(吹替版)。主人公トゥルーマンの生きている世界はすべて作り物で、家族を含めて周りの人もすべて役者が芝居をしている。そしてそれを知らないのはトゥルーマン本人だけ・・・。実は自分だけがだまされているんじゃないかと思うこと・・・少なくとも自分自身は特に幼いころにはよくありました。結局は、誰でもトゥルーマンになり得るんじゃないかという気がするし、しかもそうでないことを証明することはかなり難しいように思います。どこを探してもカメラなど見つからないし、ここまでわざとらしいCMしている人もいないので。となんだかいろいろ余計なことを考えてしまう映画ですが、結末は結構好きです。


トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]

トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
  • メディア: DVD

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前向きな気分 [映画]

「マンマ・ミーア!(原題:MAMMA MIA!)」を観ました(字幕版)。自分の父親は誰なのか・・・女手ひとつで育てられたひとり娘が自身の結婚を目前に控えて採った手段とは・・・?ABBAの「MAMMA MIA」という曲のミュージカル、程度にしか知らなかったのですが、観てよかった。とにかく前向きな気分になりました。娘の物語というよりはむしろ母親が主人公なのかも知れませんね。ABBAの曲がたくさん使われていますが、どれもぴったりはまっていて、このミュージカルのために作られた曲だと後世の人は勘違いするかも知れないなといらぬ心配までしてしまいました。しばらくは、ABBAの曲が脳内BGMになりそうです。


マンマ・ミーア![AmazonDVDコレクション]

マンマ・ミーア![AmazonDVDコレクション]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD

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やはり真なのか [映画]

「シン・ゴジラ」を観ました。”シン”は、新だったり、真だったり、神だったり・・・いろいろな意味が込められているようですね。加えて、sin(罪)あたりも勝手に思い浮かべていましたが、どうやらそういう意味はなさそうですね・・・。確かに、子どものころに観たのは、「ゴジラ対なんちゃら」的なものばかりだったような気がしますので、やはり「真」なのかなぁ、と観終わった後には思いました。普段見慣れた街並が破壊されていくのはショッキングではありましたが、なかなか面白い映画だったと思います。


シン・ゴジラ DVD2枚組

シン・ゴジラ DVD2枚組

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

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