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引き込まれる [読書]

藤原ていの「流れる星は生きている」を読みました。先日読んだ本の著者、藤原正彦の母、藤原ていの作品を早速読んで見ました。幼い日の藤原正彦氏も登場しています。終戦そして満州からの引き揚げ(というか脱出と言った方がいいかも知れません)の様子を記した本です。大変な状況の中を無事に帰還した筆者の語りに引き込まれます。極限状況下での脱出という話ではあるのですが、そんな中での、日本人同士のやりとりというか駆け引きというか、そういうのはあまり今も昔も変わらないのかも知れないなという気がしたのが何となく不思議というか面白いというか、そんな気がしました。


新版 流れる星は生きている (偕成社文庫)

新版 流れる星は生きている (偕成社文庫)

  • 作者: 藤原 てい
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2015/07/23
  • メディア: 単行本

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なるほど面白い [読書]

藤原正彦の「祖国とは国語」を読みました。数学者である筆者が、国語教育の大切さを語る内容です。「一に国語、二に国語、三、四がなくて、五に算数、あとは十以下」というのがなるほど面白いなと思いました。短いエッセイをまとめた形の本になっていて、最後の方は少し長めの話も収録されています。筆者の父、新田次郎の本とか、いろいろと関連して読んでみたくなりました。


祖国とは国語 (新潮文庫)

祖国とは国語 (新潮文庫)

  • 作者: 藤原 正彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: 文庫

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たまには [読書]

Arthur C. Clarke(訳:酒井昭伸)の「都市と星(原題:THE CITY AND THE STARS)」を読みました。最近、新書ばっかり読んでいたので、たまにはということでSF小説を。外界との関係を閉ざし、中央コンピューターがすべてを制御する都市、ダイアスパー。生命情報は中央コンピューターで管理され、住人は皆永遠の命を生き、都市そのものも永遠といえる永い時を安定して存続している。そんな中で、他の住人は考えもしない都市の外への冒険を思い描く主人公が、幾多の困難を乗り越えそれを実行に移していくのですが、外の世界には何が待っているのか、そして、この都市が完成するに至った歴史とは・・・。後半の星々への旅は、2001年シリーズを思い出しながら楽しく読みました。


都市と星〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF ク)

都市と星〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF ク)

  • 作者: アーサー・C・クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/09/05
  • メディア: 文庫


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考え続ける [読書]

小林よしのりの「修身論」を読みました。ほとんどマンガなんですが・・・とは言うもののかなり字が多いので読みごたえがあります。教育をはじめ、いろいろな課題にどう立ち向かうのが良いのかと考えさせられました。先日の「なぜ日本人は・・・」もそうでしたが、思考停止せずにいろいろな視点から考え続ける必要があるのだなと改めて思いました。


ゴーマニズム宣言PREMIUM 修身論

ゴーマニズム宣言PREMIUM 修身論

  • 作者: 小林 よしのり
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2010/07/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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すっと納得 [読書]

榊淳司の「マンション格差」を読みました。資産価値を保つには、資産価値の下がらない物件を選ぶにはどうしたらいいのかと、割とよくある話ではありますが、書いてある内容は、割とすっと納得できる内容で、よい本だったなという印象です。


マンション格差 (講談社現代新書)

マンション格差 (講談社現代新書)

  • 作者: 榊 淳司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/09/15
  • メディア: 新書

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刺激的なタイトル [読書]

齋藤孝の「なぜ日本人は学ばなくなったのか」を読みました。ちょっと前の本ですが、現在でも状況は同じなのではないかと思います。タイトルについては、著者もあとがきの中で、予想もしていなかったと言っていますが、確かに刺激的なタイトルですね。向上心がなくなってしまった、ということなのかもしれません。本書でも触れられていますが、漱石の「こころ」に出てくる「向上心のない者は・・・」ということですよね。本を読む、ということがまずは必要なのかもしれません。


なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書 1943)

なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書 1943)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/05/20
  • メディア: 新書

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恨みの晴らし方 [読書]

中野信子+澤田匡人の「正しい恨みの晴らし方」を読みました。二人の著者が数章ずつ分担して執筆した形です。内容的には先日読んだ「他人を引きずりおろす・・・」に似たところもあるかな、と思いながら読んでいました。「恨みの晴らし方」というタイトルからすると、ちょっと焦点がずれているかなという気もしながら読み進めたのですが、終わりの方で、「『人間』という病」という考え方とか、子どもの頃に感じた内面的な苦痛が学問へのモチベーションになったとか、そういう話がたくさん出てきて、とても興味深く読みました。


正しい恨みの晴らし方 (ポプラ新書)

正しい恨みの晴らし方 (ポプラ新書)

  • 作者: 中野 信子
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2015/02/02
  • メディア: 新書

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別解力 [読書]

鎌田實の「○に近い△を生きる」を読みました。正論、正解をだけを追い求めるのではなく、それ以外の「別解」つまり△を見つけて実行していく「別解力」が重要、ということですね。100点満点を追い求めるのではなく60点で良しとする、とかと同じことかな、という気もしましたが、同じ評価指標の上で考えるのではなく、まったく別の解を見つけることも必要なので、ちょっと違いますね。やはり、「別解力」が重要というのは確かにそうかも知れません。あと、現実世界では、何が正解なのかわからないということも多いので、そういう意味でも「別解力」が役に立つのだろうという気がしました。


(001)○に近い△を生きる (ポプラ新書)

(001)○に近い△を生きる (ポプラ新書)

  • 作者: 鎌田 實
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: 新書

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視点を変えるヒント [読書]

菅野仁の「友だち幻想 人と人の<つながり>を考える」を読みました。わかりやすい文章で、一気に読めました。一年生になったら友だち100人・・・も、話せばわかる、もみな幻想、というのは何となく感じていることと合っているなと思いました。確かにそうなんだろうと思います。「気に入らない人と並存する作法」など、視点を変えるヒントが紹介されていますので、そういう幻想に苦しめられる人が少しでも少なくなればよいなと思いました。しばらく前に読んだ本のこともまた思い出しました。スクールカーストとか、ヤンキー化とか、いろんな要素が複雑に絡み合って現実が出来上がっているのだろうという気がしました。なんだか、現実の社会そのものが壮大な実験なのではないかという気もしてきますね。


友だち幻想―人と人の“つながり”を考える (ちくまプリマー新書)

友だち幻想―人と人の“つながり”を考える (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 菅野 仁
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: 新書

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振り返りつつ [読書]

榎本博明の「他人を引きずりおろすのに必死な人」を読みました。「みんな一緒であるべき」という平等の感覚、それから、ポジティブ・イリュージョンにより全体の9割の人が自分は平均以上と思っていることなどによって、人より少しでも抜きん出ている人に対して「ずるい!」という感覚が芽生えてしまうということですね。様々なケースをいろいろな角度から分析していて興味深い内容ではあったのですが、では、それを踏まえてうまく生きていくにはどうしたらいいのかな、とふと考えてしまいましたが、それは、割と今まで読んできた別の本にも書いてあったような気もしますので、それらを振り返りつつ生きて行きたいと改めて思いました。


他人を引きずりおろすのに必死な人 (SB新書)

他人を引きずりおろすのに必死な人 (SB新書)

  • 作者: 榎本 博明
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2016/09/06
  • メディア: 新書

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