So-net無料ブログ作成
検索選択

偶然に出会った [読書]

永井均の「<子ども>のための哲学」を読みました。子ども向けの哲学入門書なのかと思って読み始めましたが、いい意味で完全に裏切られ、この本に偶然に出会ったことに感動しました。二つの「問い」に関する考察が繰り広げられます。一つ目。独我論という言葉をこれまで知りませんでしたが、似たような感覚は確かに子どものころ感じたことがあったように思います。自分自身も大勢の中の一人だと気づいて愕然とした、というのも親近感が沸きました。自分が存在しない世界の意味というのも結構真剣に考えていた(今も考えている?)ような気がします。二つ目の問いは、これまであまり明確に同じようなことを考えたことはありませんでしたが、自分自身が悩みに悩み、考えに考えた末に結論に到達した後に、「世の中のたいていの人は、そんなことははじめからちゃんと知っているらしいのだ!」ということ気づくという経験は、自分自身も確かにあったなぁと思いました。自分自身の問題を自分なりに今後も考えていきたいと思います。


<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス

<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:

本気で楽しく遊ぶ [読書]

高濱正伸の「子どもを伸ばす父親、ダメにする父親」を読みました。実際の内容は、ニュアンス的にはタイトルとはちょっとずれてるんじゃないかという気はしましたが、興味深く読みました。家庭内暴力を起こしてしまっている子どもたちには、父親と遊んだ経験が少ないという例などから、父親の役割の重要性を説いています。ただ遊ぶと言ってもなかなか難しいのですが、ポイントは父親自身が本気で楽しく遊ぶこと。そしてそれが、子どものため、さらには妻の安定のためにも重要ということなのですね。


子どもを伸ばす父親、ダメにする父親 (角川oneテーマ21)

子どもを伸ばす父親、ダメにする父親 (角川oneテーマ21)


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

自分はどうする [読書]

速水健朗の「東京どこに住む?」を読みました。東京の中で具体的にどの街に住めばよいのか、という話ももちろんあるのですが、何かその判断基準になるようなものが分かるんじゃないかな、と思って読んでみました。まえがきに書いてあったのですが、「自分の置かれた状況を改善する手段として、住んでいる場所を変えることができるかどうか」が問われる、と言うのは確かにそうかもしれないなと思ったので。昔の西高東低から、今では東側も注目されていることとか、集中と拡散の歴史とか、トフラーの「第三の波」との対比など、興味深く読みました。結局、じゃあ自分はどうするのがいいのか、というのは自分で考えないといけないわけですが、本書を読んでだいぶ視野は広がったように思います。


東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書)

東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書)


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:
メッセージを送る