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詩的に [読書]

サン=テグジュペリ(訳:堀口大学)の「夜間飛行」を読みました。「夜間飛行」と「南方郵便機」が収録されています。「夜間飛行」では、「星の王子さま」と同じ作者とは思えないほどに大人の厳しい世界が描かれています。航空輸送会社支配人が監督に対して部下を罰する書類を書かせる場面で、「部下の者を愛したまえ。ただそれと彼らに知らさずに愛したまえ」と言うシーンが印象的でした。「南方郵便機」でも大人の厳しい世界・・・ではあるのですが、人間の愛情などが詩的に描かれていると思います。でも、「あとがき」にあるように「なぜさほどにまで、読者に精読を要求するか?」というほど、本当に精読が必要だと思いました。しばらくしたらまた読み返してみたいと思う一作です。

夜間飛行 (新潮文庫)


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whitenote

はじめまして。「夜間飛行」と「南方郵便機」は、私も昔読んだことがあって、やっぱり「星の王子さま」のかわいらしい絵からは想像のつかない厳しさにはじめ驚いたことが印象に残っています。
数年前、箱根にある星の王子さまミュージアムに行ったのですが、サン・テグジュペリの人生を記した年譜とか、パイロット時代の殺風景な仕事場の再現部屋などがあって、いろいろな経験をした方なんだなぁというのを改めて感じました。
確かに、何度か読み返したくなるくらい密度のある本ですよね。
by whitenote (2009-11-21 00:35) 

chamogyu

whitenoteさん、はじめまして。こんばんは。
コメントありがとうございます!
お話としては短いですけど、本当に密度のある本でした。この本、実は何年も前から読まずに放置してあったのですが、先日、ふとしたことから読み始めました。読んでよかった!というのが第一の感想でした。
星の王子さまミュージアムには行ったことがないのですが、サン・テグジュペリをさらに身近に感じられそうですね。
更新ものんびりのブログですが、是非またお越しください。

by chamogyu (2009-11-21 01:20) 

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